バンド | CH | 放送局名 |
VHF-L | 1 | NHK総合 |
VHF-L | 3 | NHK教育 |
VHF-H | 4 | 日本テレビ |
VHF-H | 6 | Tokyo Broadcasting System |
VHF-H | 8 | フジテレビ |
VHF-H | 10 | テレビ朝日 |
VHF-H | 12 | テレビ東京 |
UHF | 14 | 東京メトロポリタンテレビジョン |
UHF | 16 | 放送大学 |
UHF | 38 | テレビ埼玉 |
UHF | 46 | 千葉テレビ放送 |
1chから16chまでは、東京タワーにアンテナを向ければ良いのですが、他の独立U局で画質を求めるならテレビ埼玉(旧浦和市方向)と千葉テレビ(船橋市方向)の方向に向いたアンテナを立ててあげると良いと思います。
ちなみに、家から見た千葉テレビとテレビ埼玉の電波塔は90度ぐらいが違いますので、ミキサーまでの配線の長さは不等長でOKらしいです。
今回は、UHF3局と基本のVHF、BS、ラジオ用にFMを受信したいので、
12素子VHF × 1
20素子UHF × 3
5素子FM × 1
45cmBS × 1
といったアンテナを使うことにしました。
・材料の準備
まずは、材料の準備です。
ジョイフルホンダというホームセンターで、以下の買い物をしました。
値段は、一般人が買う割には安いと思います。(価格はうろ覚えの為、ウソかも知れません)
品名 | 詳細 | 価格[円] |
VHFアンテナ | DXアンテナ 12素子ゴースト対策用 12V-112WN(VLo5.9-5.2 , NHi6.7-11.0[dB]) |
5800 |
UHFアンテナ | DXアンテナ 20素子全帯域用 USA-25PC(7.0-12.5[dB]) |
3200×3 |
FMアンテナ | DXアンテナ 5素子 FM-5N(5.2-6.7[dB]) |
3500 |
BSアンテナ | DXアンテナ 45cm ハードオフで購入 | 2000 |
ミキサー | U/Vミキサー VUM-201 |
960 |
ミキサー | U/Uミキサー(2入力) UUM-201 |
1300×2 |
ミキサー | UV/FMミキサー FAM-1 |
2400 |
ミキサー | UVFM/BSミキサー HCM-201 |
1300 |
ケーブル | 5C-FB(電材屋で購入。100m巻き) | 3500 |
屋根馬 | 4本足だよ・・・。メーカー忘れた | 980×2 |
マスト | φ25 3.6m (2本継ぎ) | 1500×2 |
マストカップリング | マストを繋ぐ | 300×2 |
ステー金具 | 支線とマストを繋ぐ | 260×2 |
マストインシュレータ | アンテナとマストを離す(5個いり) | 600×2 |
ステーワイヤ | アンテナを支える針金。ステンレス番線 | 1000 |
ステーアンカ | 家とステーワイヤを繋ぐ | 650×2 |
自己融着テープ | 給電部・ミキサを雨から守る | 450 |
ターンバックル | ステーワイヤを引き締める4個入り | 600×2 |
・さあ工事!
設置場所は、屋根です。
落ちると痛いので、気をつけましょう。
こんな風に取り付けます。
屋根が2つあるように見えるのは、今回アンテナを立てる部分が増築部分だからです。
屋根の材質はスレート。角度は、かなり甘いです。
瓦屋根だったら、諦めたでしょう (笑)
ちなみに、最初の計画では、UHF1基、VHF1基、FM1基で完成だったので、完成予想図にはUHFが2基足りません。
また、BSは風当たりと調整のため、ベランダに取り付けてありますので、この図にはありません。
私の家の場合、最初はこの図の構成で取り付け、UHFの為に2本追加したという感じです。
UHFアンテナは、この図でいうと左側に同じ高さのマストを使い、取り付けてあります。
工事ですが、電気屋さんのやり方を知らないので、自分で思いついた方法をとっています。
0.ステーアンカを打ち込む
1.アンテナを組み立てる。
2.マストにステーワイヤを張る。
3.インシュレータを取り付け、配線をする。
4.マストにアンテナを取り付け、配線する。
5.屋根馬を固定しておく(一人でアンテナを立てる時)
6.屋根馬にマストを立て、緩めに固定しておく
7.ステーワイヤにターンバックルを取り付け、ステーアンカに取り付ける。
8.傾きや張りを調整する。
9.アンテナとミキサの配線をする。
10.アンテナの方向を合わせる(まわりの家を参考に)
11.微調整をする。
12.キチンと固定して終わり。
注意するところ
0.ステーアンカは、丈夫なところに打ち込む。
1.折らないように注意
2.どうせ安いので、長めにとっておこう。
3.バンドで手を切らないように!
4.配線は、ちょっと長めに余裕をとる。
5.一人では危ないので、二人でやろう。(私は、一人でやった)
6.手で回せるぐらい緩く。アンテナの方向は、大体決めておく。ワイヤが邪魔して位置決めできなくなる。
7.使わなくても良い方法がある。(下記参照)
8.斜めになってると、気持ち悪いでしょ。
9.共振するらしいので、ミキサとアンテナを離そう。ミキサ同士でも発振する。余分な配線は切る。
10.地図や、まわりの家を参考に、ひとまず合わせて、TVで状態を見る。良ければ固定する。
11.微調整には電界強度計を使うが、持っていないので、FMチューナのレベル表示を使った。これでおおよそ東京に向く。
12.12素子ともなると、かなり巨大になるので、風で回ってしまう。しっかり固定しよう。
・ステーワイヤの張り方
設置場所、マスト長、設置するアンテナの種類で、使い分けましょう。
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ステーワイヤを長めに張り、中間付近でもう1本ワイヤを取る。それを屋根馬の脚に結ぶ。 ターンバックル不要で、風による揺れが少ない。 調整が楽なので、工事の省力化も図れる。 |
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2本のステーワイヤを使う方法。 ワイヤを多く使うが、しっかり固定できる。長めのマストを立てる時には有効。調整がちょっと大変。 |
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1本のステーワイヤで固定する方法。 いちばん弱いと思われる。が、いちばんスマート。 調整が、やや面倒。 |
・アンテナから引き込み!
設置場所から、屋内に配線を引き込みます。
引き込みの時、雨水が配線を伝って屋内に浸入しないように、弛ませましょう。
私は、2階の自室の屋根裏にアンテナ線を引き込み、隠蔽配線でヘッドエンドの所まで持っていきました。
ヘッドエンドへの接続は、5C用のF型接線を使いました。
BSは、ヘッドエンドの出口から混合するので(混合しても、使わないと思うけど)、別配線で持ってきます。
・こんな風に取り付けました
手前右から、実家から持って来た30センチBSディッシュ、スカパーアンテナ2基
屋根の上、右上からUHF,VHF,FM、左上からUHF,UHF
新しい取り付け写真はコチラです。
20素子UHFが同じような方向を向いていますが、テスト用に向きを合わせています。
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