家庭内CATV局開局だーーっ!
    アンテナ編



注意!!
ミキサーでVHFとUHFを混合するのは良いのですが、3方向のUHF局の電波を全てミキサーで混合するような無謀なことはやめましょう。
ブースターで増幅しても、マトモに受信できません。
この記事を書いた頃は、そういった知識もなく、ただ、ひたすら混合してました。
今は、アンテナ切り替え器+ローテーターという構成に落ち着いています。

2002/10/11


・何が見える?
    まずは、屋根に上げるアンテナの構成を考えます。
  地元新聞の番組欄に載っている局なら、おおよそ受信可能でしょう。
    今住んでいる所では、以下のTV局からの電波が受信できるようです。
バンド CH 放送局名
VHF-L 1 NHK総合
VHF-L 3 NHK教育
VHF-H 4 日本テレビ
VHF-H 6 Tokyo Broadcasting System
VHF-H 8 フジテレビ
VHF-H 10 テレビ朝日
VHF-H 12 テレビ東京
UHF 14 東京メトロポリタンテレビジョン
UHF 16 放送大学
UHF 38 テレビ埼玉
UHF 46 千葉テレビ放送
    他に、画質を気にしないのであれば、TVKテレビが見えます。

    1chから16chまでは、東京タワーにアンテナを向ければ良いのですが、他の独立U局で画質を求めるならテレビ埼玉(旧浦和市方向)と千葉テレビ(船橋市方向)の方向に向いたアンテナを立ててあげると良いと思います。
    ちなみに、家から見た千葉テレビとテレビ埼玉の電波塔は90度ぐらいが違いますので、ミキサーまでの配線の長さは不等長でOKらしいです。

    今回は、UHF3局と基本のVHF、BS、ラジオ用にFMを受信したいので、
        12素子VHF × 1
        20素子UHF × 3
        5素子FM × 1
        45cmBS × 1
    といったアンテナを使うことにしました。
 


・材料の準備
    まずは、材料の準備です。
    ジョイフルホンダというホームセンターで、以下の買い物をしました。
    値段は、一般人が買う割には安いと思います。(価格はうろ覚えの為、ウソかも知れません)
 
品名 詳細 価格[円]
VHFアンテナ DXアンテナ 12素子ゴースト対策用
12V-112WN(VLo5.9-5.2 , NHi6.7-11.0[dB]) 
5800
UHFアンテナ DXアンテナ 20素子全帯域用
USA-25PC(7.0-12.5[dB])
3200×3
FMアンテナ DXアンテナ 5素子
FM-5N(5.2-6.7[dB])
3500
BSアンテナ DXアンテナ 45cm ハードオフで購入 2000
ミキサー U/Vミキサー
VUM-201
960
ミキサー U/Uミキサー(2入力)
UUM-201
1300×2
ミキサー UV/FMミキサー
FAM-1
2400
ミキサー UVFM/BSミキサー
HCM-201
1300
ケーブル 5C-FB(電材屋で購入。100m巻き) 3500
屋根馬 4本足だよ・・・。メーカー忘れた 980×2
マスト φ25  3.6m (2本継ぎ) 1500×2
マストカップリング マストを繋ぐ 300×2
ステー金具 支線とマストを繋ぐ 260×2
マストインシュレータ アンテナとマストを離す(5個いり) 600×2
ステーワイヤ アンテナを支える針金。ステンレス番線 1000
ステーアンカ 家とステーワイヤを繋ぐ 650×2
自己融着テープ 給電部・ミキサを雨から守る 450
ターンバックル ステーワイヤを引き締める4個入り 600×2
他に、工具が一式必要。
手袋も忘れずに。 ワイヤーで怪我します・・・。
 


・さあ工事!
    設置場所は、屋根です。
    落ちると痛いので、気をつけましょう。
完成予想図
    こんな風に取り付けます。
    屋根が2つあるように見えるのは、今回アンテナを立てる部分が増築部分だからです。
    屋根の材質はスレート。角度は、かなり甘いです。
    瓦屋根だったら、諦めたでしょう (笑)

    ちなみに、最初の計画では、UHF1基、VHF1基、FM1基で完成だったので、完成予想図にはUHFが2基足りません。
    また、BSは風当たりと調整のため、ベランダに取り付けてありますので、この図にはありません。
    私の家の場合、最初はこの図の構成で取り付け、UHFの為に2本追加したという感じです。
    UHFアンテナは、この図でいうと左側に同じ高さのマストを使い、取り付けてあります。

    工事ですが、電気屋さんのやり方を知らないので、自分で思いついた方法をとっています。
        0.ステーアンカを打ち込む
        1.アンテナを組み立てる。
        2.マストにステーワイヤを張る。
        3.インシュレータを取り付け、配線をする。
        4.マストにアンテナを取り付け、配線する。
        5.屋根馬を固定しておく(一人でアンテナを立てる時)
        6.屋根馬にマストを立て、緩めに固定しておく
        7.ステーワイヤにターンバックルを取り付け、ステーアンカに取り付ける。
        8.傾きや張りを調整する。
        9.アンテナとミキサの配線をする。
        10.アンテナの方向を合わせる(まわりの家を参考に)
        11.微調整をする。
        12.キチンと固定して終わり。

    注意するところ
        0.ステーアンカは、丈夫なところに打ち込む。
        1.折らないように注意
        2.どうせ安いので、長めにとっておこう。
        3.バンドで手を切らないように!
        4.配線は、ちょっと長めに余裕をとる。
        5.一人では危ないので、二人でやろう。(私は、一人でやった)
        6.手で回せるぐらい緩く。アンテナの方向は、大体決めておく。ワイヤが邪魔して位置決めできなくなる。
        7.使わなくても良い方法がある。(下記参照)
        8.斜めになってると、気持ち悪いでしょ。
        9.共振するらしいので、ミキサとアンテナを離そう。ミキサ同士でも発振する。余分な配線は切る。
        10.地図や、まわりの家を参考に、ひとまず合わせて、TVで状態を見る。良ければ固定する。
        11.微調整には電界強度計を使うが、持っていないので、FMチューナのレベル表示を使った。これでおおよそ東京に向く。
        12.12素子ともなると、かなり巨大になるので、風で回ってしまう。しっかり固定しよう。
 


・ステーワイヤの張り方
    設置場所、マスト長、設置するアンテナの種類で、使い分けましょう。
ステーワイヤを長めに張り、中間付近でもう1本ワイヤを取る。それを屋根馬の脚に結ぶ。
ターンバックル不要で、風による揺れが少ない。
調整が楽なので、工事の省力化も図れる。

 
2本のステーワイヤを使う方法。
ワイヤを多く使うが、しっかり固定できる。長めのマストを立てる時には有効。調整がちょっと大変。

 
1本のステーワイヤで固定する方法。
いちばん弱いと思われる。が、いちばんスマート。
調整が、やや面倒。

 
 


・アンテナから引き込み!
    設置場所から、屋内に配線を引き込みます。
  引き込みの時、雨水が配線を伝って屋内に浸入しないように、弛ませましょう。

    私は、2階の自室の屋根裏にアンテナ線を引き込み、隠蔽配線でヘッドエンドの所まで持っていきました。
    ヘッドエンドへの接続は、5C用のF型接線を使いました。

    BSは、ヘッドエンドの出口から混合するので(混合しても、使わないと思うけど)、別配線で持ってきます。
 
 
 


・こんな風に取り付けました

    手前右から、実家から持って来た30センチBSディッシュ、スカパーアンテナ2基
    屋根の上、右上からUHF,VHF,FM、左上からUHF,UHF
 


    新しい取り付け写真はコチラです。
    20素子UHFが同じような方向を向いていますが、テスト用に向きを合わせています。




 
 

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