※ TVKとは、テレビ神奈川です。 WEBサイトはこちら
・条件は?
TVK最高の出力を誇る電波塔は、横浜市鶴見区 三ツ池公園にあります。
放送チャンネル:42ch
映像出力:10kW
音声出力:2.5kW
自宅のある、茨城県岩井市までの距離は、放送塔から直線で60kmです。
なお、受信機材は、普通の16インチワイドテレビ、PanasonicのTH-16WV30です。
ビデオデッキは、SONYのSLV-BX9という機種です。
アンテナの接続状況は、ビデオデッキを通り、テレビに接続する、ごくごく一般的な方法です。
・現状は?
ノイズだらけ。音は出てるけど・・・。 |
こんなの、室内アンテナと同じだーーっ!! (>o<;; |
こんな画質じゃ、胃酸が出過ぎて死んでしまいます。(ォィ
ビデオデッキのチューナで受信すると少しは良くなりますが、ノイズは取れません。
・悪あがき
まず、既存の設備で何とかできないか考えました。
TVKとMXTVしか受信できなくなってしまいますが、そっちの方向に向いているUHFアンテナにブースタを接続し、TVに直結してみました。
しかーーし・・・。
多少利得は上がったのですが、まだまだノイズが残ってしまい、ずっと見ている気にはなれません。
・材料の準備
まずは、材料の準備です。
今回は、秋葉原の富士無線で以下のものを購入しました。
品名 | 詳細 | 価格[円] |
UHFアンテナ | LS-30(超高性能UHFカラーテナー) (全長3m 4段フラッタ 大型スクリーン反射板) |
10000 |
ミキサ | W73G (FM/V/U混合 スタック可) |
1680×2 |
アンテナは全長3mと、かなり大きいので、風による影響をモロに受けます。
マストはφ25が最低ラインと言われているので、ちょっと怪しいのですが、面白そうだったので購入してしまいました。
ミキサは、U・UやV・Vとは限らず、U・Vなどの異なる種類の電波も混合できるそうです。
要は、U・U混合器等からフィルタを省いたものだそうです。
・土曜日に注文、到着は水曜日!
これを書いている現在、まだアンテナは届いていません。届きました!(12/26)
荷物が届きましたので、早速記念撮影 (笑)
生まれて初めて、自分の身長よりも長い八木アンテナを手にしました (^^;;
届いて嬉しい図はコチラ・・・。
とにかく巨大でした。
それに、1万円とは思えないほどの手の込みよう。
素子一つ一つが、ボルトナットで止まっているんです。
反射板も巨大で、40cm×40cmぐらいの大きさ。
持ち上げると、反射板の重みを感じます。
・さあ工事!
設置場所は、屋根です。
落ちると痛いので、気をつけましょう。
また、このアンテナは巨大で重量もあるので、今回はステーワイヤを増量してから取り付けます。
面倒くさいので、やめました。
増設は非常に面倒なので、できれば最初からしっかりとワイヤを張っておきましょう・・・。
・結果は!?
1.既存の設備にそのまま接続
MXに向いていたアンテナの線をはずし、アンテナはそのままにして、マストのいちばん下に付けたLS−30の信号を混合してみました。
結果は、ほんの少し画質が良くなった程度で、まだまだザラつきがあります。
混合が良くないのか、ほとんど変わりませんでした。
2.LS30以外のアンテナを混合器から外す
混合によるゲイン低下なら、他のアンテナを外すか、アンテナからミキサまでのケーブル長を等しくすれば良いのですが、面倒なので、V/U混合器に直結してしまいました。
結果は、かなり画質が向上しましたが、方向違いのCTC千葉テレビが潰れてしまいました。(指向性が鋭いんだもん)
3.アンテナを高くする
アナログ地上波の場合、できるだけ高く、見通しの良い所にアンテナを立てると良いと言われています。
試してみたら、これが雲泥の差!
距離によると思われる画質の劣化(細かなチラツキ)は多少ありますが、最初の状態よりもはるかに画質が向上しました。
USA25PC(DXアンテナの20素子アンテナ)とは比べ物になりません。
やっぱり、良い物は良いです。
なかなか綺麗に映っています。輪郭もしっかりしており、音もクリアーです。 |
・総評
良い絵を見たいなら、良いアンテナを!
良い絵を見たいなら、アンテナを高く!
これらは、正しかったです。
スカパーの音楽パックを契約する必要がなくなりました。
番組の内容も、満足です。
・心配なこと
巨大なアンテナを、3.6mのマストの頂上に設置してあるので、台風が来た時に飛ばされたり、落ちたりしないかということです。
心配なので、後日、マストの補強を行いたいと思います。
また、風でアンテナが回ってしまうので、これも何とかしないといけませんね。
・その後
アンテナローテータを購入しました。
LS30を回して、本当の?遠距離受信を味わってみたかったからです。
設置工事は、今回は一人では無理なので助っ人をお願いしました。
頂上には、アマチュア無線用のディスコーンアンテナも取り付けたので、全長は6m近くにもなります。
同時にローテータ本体の重量も加わるので、大変な重さになります。
結果的には、自宅から山梨・新潟・長野・群馬の放送が受信できるようになりました。
北側は全然ダメで、とちぎテレビは受信できませんでした。
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