・はじめに
海外衛星TV受信とは、外国の衛星放送を見ることです。
NHKの衛星第1や、スカイパーフェクTVも、衛星放送です。
要は、こういった衛星の海外版の電波を日本で受けてしまおうというのが、海外衛星受信です。
そんな海外衛星のイロハを、海外衛星1年生の私が紹介します。
ウソを書いているかもしれませんので、見つけた方は声かけてください。
こういった説明ページは、他にもたくさんあり、似通った内容なので、ここを鵜呑みにするのも考えモンですな (爆)
・衛星の種類
よく耳にするBSとかCSって、どう違うんでしょう?
テレビが映るんだから、同じじゃないか!って?まあ、テレビ放送は、どちらでもやってますけどね。
BS(Broadcasting
Satellite)・・・放送衛星
CS(Communication
Satellite)・・・通信衛星
このように違います。
ピンと来ないですか・・・?
困ったなぁ、よし!!後でうなづいて下さい。 (^^;
・必要な機材
衛星受信に必要な機材は、大きく分けて3つです。
1.パラボラアンテナ
(大きいものの方が利得が大きいですが、方向合わせが難しくなりますし、風の影響を受けます。)
2.衛星チューナ
(今は、ディジタルとアナログ放送があります。自分の見たい番組はどちらで放送されていますか?それによって、買うチューナが違ってきます。今後はディジタル放送が中心になるでしょう。)
3.テレビとコンバータ
(外国のテレビジョン信号は、NTSC・PAL・SECAMがあり、その中にもいくつかの流派があります。日本のテレビで映る形式は、NTSC3.51という規格のみで他の規格の信号を映すにはコンバータ(変換機)が必要になります。コンバータは、画面の動きや発色がイマイチなので、マルチ方式テレビをオススメします。なお、放送がNTSC3.51の場合はコンバータは必要ありません。)
・アンテナの種類
アンテナには、オフセット型(左側)、センターフィード型(右側)、平面などがあります。
オフセットアンテナの特徴は、仰角(衛星を仰ぎ見る角度)が高くても、比較的落ち着いたお皿の角度を保つことが出来ることです。
なぜ、お皿が衛星の方向を向かないのかは、カラクリがあるからです。(ぉぃ
いい図が見つからないので手書きになってしまいましたが、いちばん右側の図です。
この図は、オフセットアンテナのお皿の4倍の仮想的なお皿を描いています。このように、オフセットアンテナとは大きなお皿の4分の1の放物面(赤い部分)を切り取ったものなのです。
電波が斜め上から入射され、それがお皿で反射(オレンジ色の矢印)されて、LNBF(灰色)に送られるシカケです。
つまり、本来の傾きの上方4分の1なのですから、衛星のある角度よりも、お皿は下を向くことになります。
このようなことから、仰角の低い衛星にはオフセット型は不向きとされています。(アゴを想像してみてください。首にあたってしまうでしょう?)
NTT中継回線受信には使いにくいですが、パラボラを上下逆に取り付ければ、何とかなるようです。
センターフィードアンテナの特徴は、コンバータのアーム(お皿の下から伸びる腕と先の箱)が無いので、アンテナの姿がスマートだという点です。
仰角は、素直に衛星の方向になるので、オフセットアンテナよりも上のほうを向きます。落ち葉や水が溜まりそうですね。
メーカーは、TDKぐらいです。
平面アンテナは、その名の通りまっ平らです。BSアンテナに限らず、カーナビのGPSアンテナも平面アンテナの仲間に含まれます。
今、開発中の多衛星対応平面アンテナにも期待したいですね。
メーカーは、DXアンテナぐらいしか見たことがありません。
なお、海外衛星には、日本で使っているBSアンテナは使えません。
スカパーやディレクTVのアンテナは、救いようがあります。というか、有効に活用できます!
・偏波と角度いろいろ
衛星アンテナをイタズラするなら、この5つのコトバを覚えておくとイイです。
水平偏波・・・大地に対して、水平に飛んでくる電波。横波ですよ。
垂直偏波・・・大地に対して、垂直に飛んでくる電波。縦波ですよ。
円偏波・・・その名の通り、垂直も水平も関係なく、グルグルと回って飛んできます。リボン回し(?)のような感じです。右巻き、左巻きがあります。
方向角・・・アンテナの横振りの向き。東西の方角にあります。
仰角・・・アンテナの上下の傾き方。
偏波角・・・受信地から見た波の傾き。水平線を見ると、まっすぐ前は水平なのに、左右は傾いて見える。それと同じ理屈です。
・チューナとコンバータ
衛星を受信するには、アンテナとチューナ、テレビが必要です。
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